2020東京オリンピック・パラリンピックとCSR

Marimo5と経済人コー円卓会議日本委員会は、12月17日と18日、

「2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えたよりよい在タイ日系企業の

在り方に関するダイアログ~グローバル企業倫理と社会的責任の観点から~」

というダイアログセッションを主催しました。

 

スイスのCaux(コー)という都市で生まれた経済人コー円卓会議。

この日本委員会は、ビジネスを通じて社会をより自由かつ公正で透明なものとすることを

目的としたビジネスリーダーのグローバルネットワークです。

 

【経済人コー円卓会議HP】

http://crt-japan.jp/  

 

なぜ職場健康づくり事業を展開するMarimo5が経済人コー円卓会議

とともに、このような場を主催することになったのか。

 

そもそも、なぜ今2020年に開催されるオリンピックに向けて動き出さなければならないのか。

 

2012年のロンドンオリンピックにおいて「サステナビリティ(持続可能性)」というキーワードが

大きく注目されたことをご存知でしょうか。

 

オリンピックは非常に大きな理念と意義がある一方で、多くの設備投資がなされ、

世界各国から石油化学燃料を使って世界中から人が移動をし、地球への負荷がかかる、

「持続可能性」とはもっとも縁遠いといってもよいイベントでもあります。

 

それでもなおこのオリンピックを継続するにあたり、せめて現状で可能な限り「持続可能性」というテーマ

を設けて努力をすることを宣言したのがロンドンオリンピックでした。会場設営からオリンピック期間中に使用される

ユニフォーム、食糧、公共交通機関の整備にいたるまで、いかに環境負荷を削減するか、人類に優しい取組みにしていくか。

 

そのプロセスにおいては企業の努力は必要不可欠です。

 

そしてこの「持続可能性」の中で、今後さらに注目されていくキーワードが「人権」といわれています。

 

オリンピック大会に関連する一連の流れにおいて、強制労働、過剰労働、児童労働等が行われていないか。

 

まさにこのオリンピックに関わるあらゆるプレーヤーが、そこに携わる人々の「人権」をしっかりと

守っているかということが世界中から監視されると同時に重要視されます。

 

「人権」と一言で言っても非常に幅広い定義の中で、特に重視されてくるのがサプライチェーンです。

そしてこのサプライチェーンについて考える際、多くの製品やサービスが生まれる拠点でもあるアジアでの

労働慣行は今後ますます課題となってきます。

 

それゆえに2020年まで後5年あるという考えの一方で、世界に恥じないサプライチェーンマネジメントの確立を

日本企業が誇りを持って行うためには、今すぐにアクションを起こさなければ間に合わないというのも事実です。

 

というのも、サプライチェーンというのは、ただ単純に日本本社から発注を受けた現地法人だけでなく、

その現地法人からさらにその先の、その先の、その先まで対象になってくるからです。こうした状況を「面倒」とマイナスに

考えるのではなく、2020年オリンピック以後も働く人々が安心して、幸せに健康に働くことができる社会を実現するための

好機ととらえて皆でよい流れを作っていきたい。そう感じています。

 

Marimo5は、常日頃から従業員の健康管理ということをテーマに掲げて取り組ませていただいておりますが

まさにこの「従業員の健康に注力をしている会社」=「従業員の人権を尊重している会社」という傾向が非常に高いと

感じています。従って、我々のお客様へのこうした情報提供はサプライチェーンマネジメントを考える上で、

意義のあることですし、「人権を尊重する」ための1つの手段として、従業員の健康管理の意識向上というのは、

とても大きな意味を持ってくると考えています。

 

12月17日と18日、まだまだ新しいテーマであるオリンピックと企業責任について考える場に集まっていただいた

よき理解者の皆様に心から感謝するとともに、2020年に向けての大事なスタートを切ることができてとても嬉しいです。

 

2016年、この動きをさらにドライブさせていきますので、多くの企業様とご一緒させていただけることを願っています。

 

なお本ダイアログセッションの開催目的等については、下記PDFファイルをご参照ください。 

Download
12月17日・18日ダイアログセッションご案内.pdf
Adobe Acrobat Document 261.1 KB

 

下記映像は、2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックの際に、大会に関するサステナビリティへの取り組みを第三者の立場から保証・監視する業務を行った持続可能な2012年ロンドン・オリンピック&パラリンピック競技大会を目指す委員会(Commission for a Sustainable London 2012:CSL)についての紹介ビデオについて、同委員会およびロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校サステナビリティ研究所の許諾の下、経済人コー円卓会議が日本語字幕を付けた動画です。